おうち時間におすすめ‼︎障害児ママが教える家で簡単にできる療育

みなさん、こんにちは。

親子発達応援roomSaule(そーる)保健師のささきみかです。

近頃全国的にコロナの影響が広まってきており、夏休みが急に変更になったりと対応に追われている親御さんも多いのではないでしょうか??

夏休みが延長されたり、家で過ごす時間が増えると、外で思い切り体力を使う機会も減って、子供が昼夜逆転してしまったり、子供も親もイライラが募ってしまったりということも増えてきます。

特に発達障害などの障害を持つ子供を育てていると、療育機関にも通うことができずに、「家で何かできないかなぁ…」という悶々とした想いを抱えたまま時間が過ぎていると言う親御さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、障害をもつ子供の母でもあるこの私が、おうち時間にもおすすめできる家でできる療育をご紹介します。

もし今、家の中で何かできる療育を知りたいと言う方は、参考にしてみてください。

家でできる療育とは??

それでは早速、今回ご紹介する家でできる療育をご紹介します。

今回ご紹介する家でできる療育というのは、

• タッチケア
• バランスボール

の二つです。

家でできる療育の魅力

なぜ今回この二つを家でできる療育のおすすめとしてご紹介するかというと、この二つは魅力がとてもたくさん詰まった療育と言えるからです。

具体的にどのようなことかというと、

• お金がかからない（かかっても少額）
• 狭い場所でもできる
• 療育効果がある

という3点があります。

家でできる療育の魅力①お金がかからない（かかっても少額）

療育センターや療育機関に通われている方はイメージできるかと思いますが、大規模な機関になればなるほど様々な器具などが用意されていますよね。

私も息子がまだ小さい頃にいくつかの療育センターに通ったりしていたので、いろいろなものがあるなと思いながら見ていたのですが、療育機関と同じように何か器具などを用意するのは一般家庭には難しいですよね。

そんな時におすすめなのが、今回ご紹介するタッチケアとバランスボールになります。

なぜなら、タッチケアは子供に触れるという療育なので基本お金はかかりませんし、バランスボールも必要となるものはバランスボール のみなので、とても低コストでできる療育と言えるからです。

家で療育を始めるのであれば、気軽なものであればあるほど取り組みやすい療育と言えます。

なるべくお財布に優しい療育を家でしたいという方こそ、タッチケアとバランスボールはおすすめになります。

家でできる療育の魅力②狭い場所でもできる

また、家で療育するとなると気になるのが療育に使用するスペースかと思います。

子供がいる家庭あるあるかと思いますが、子供が一人いるだけでも家の中はすぐに散らかりやすいので、なるべく少ないスペースでできれば嬉しいという方も多いはず。

タッチケアは子供を寝かせながらタッチをすることが多いので、基本的に子供が寝られるスペースがあれば実践できる療育となります。

そしてバランスボールも、一見スペースを広く使いそうに思われるかもしれませんが、実は2〜3畳のスペースがあればいろいろな療育ができたりもします。

どちらも戸建ての家じゃなくても、マンションやアパートなどでもできる療育なので、周りの住民に迷惑をかけないで療育をしたいという方も安心して取り組むことができます。

家でできる療育の魅力③療育効果がある

お金もかからず、狭いスペースでできる療育としてタッチケアとバランスボールをご紹介しましたが、どちらの療育も得られる効果はたくさんあると感じています。

私の息子は、生まれて間もない頃から障害を持っていることがわかったので、「何かできることはないか」と探している時にタッチケアとバランスボールに出会ったのですが、息子に小さな頃から二つの療育を実践してきて変化したことがたくさんあります。

例えば、タッチケアを継続したことで感覚過敏で5本指の手袋をつけることができなかった状態から、今では冬になると5本指の手袋を身につけています。

また、バランスボールも継続したことで、姿勢が悪かった状態から今ではかなり背筋がまっすぐになれる状態が増えました。

実の息子の変化からも、これら二つの療育から得られた効果がたくさんあると感じているので、多くの人に知ってもらいたい療育と思いながら日々発信活動を行っています。

家でできる療育を実際にやってみよう‼︎

ここまで読んでみて、おうち時間などにタッチケアやバランスボールをやってみようと思った方も多いのではないでしょうか??

ここからは実際にタッチケア・バランスボールを使った家でできる療育をご紹介してまいりますので、参考にしながら実践してみてくださいね。

家でできる療育〜タッチケア編〜

それではまず、家でできる療育のタッチケアをお伝えしたいと思います。

実戦に入る前にタッチケアとはいったい何なのかを詳しく知りたいという方は、過去の記事を参考にしてください。

家でタッチケア 療育をする前に事前準備をしよう

タッチケアを行う前に、まずしっかりと事前準備をすることが大切です。

例えば、いきなり冷たいままの手で子供に触れたら子供はどうするでしょうか??

きっとものすごくびっくりして、「もうタッチケア やりたくない‼︎」という気持ちにもなってしまうかもしれませんね。

そんな気持ちにさせないよう、タッチケアを行う前には

• 手を温める
• タッチケアする側の人がリラックスしている
• タッチケアを行う前に声かけをする

という事前準備が必要となります。

詳しくは過去の記事にまとめていますので、そちらを参考にしてください。

療育タッチケアは目的に合わせて行うと◎

それでは、ここからは実際にタッチケアのやり方についてご紹介していきますが、タッチケアは目的に合わせた内容を行うといいです。

例えば、便秘気味な子供には便秘解消のタッチケアを行ったり、冷え性の子供には冷え性に効果のあるタッチケアを行うといいでしょう。

目的別のタッチケアは過去の記事にまとめていますので、そちらを参考にしてください。

家でできる療育〜バランスボール編〜

つづいて、家でできるバランスボールについてご紹介してまいります。

まずバランスボールを子供の療育に行う際に準備して欲しいのが、子供のようのバランスボールです。

よく、親御さんが昔使っていた大人用のバランスボールを子供にも使用しようとする人を見かけますが、それは絶対にやめてください。

なぜなら、適切な大きさのバランスボール を使用しないと、予期せぬ事故などを招いてしまうからです。

子供用のバランスボールは1000〜3000円ほどで用意できるものがほとんどなので、事前に用意してから療育に取り掛かるといいでしょう。

子供のバランスボールの選び方は、過去の記事にまとめていますのでそちらを参考にしてください。

バランスボールを使った家でできる療育方法

子供用のバランスボールの準備ができたら、早速実践してみましょう♪

バランスボールは、テレビなどを見る時に座りながら見るというだけでも、インナーマッスルが鍛えられ、姿勢保持の効果があると言われています。

座る以外の家でできるバランスボールを使った療育について、過去の記事に　まとめていますので、そちらを参考にしてください。

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いかがでしたでしょうか??

まだまだコロナの影響によりおうち時間が続きそうですが、そんな時に家でできる療育をして子供の発達促進を目指してみてはいかがでしょうか??