寒い季節におすすめ‼︎療育にもつながる子供向け屋内レクレーション遊び
みなさん、こんにちは。
親子発達応援roomSaule(そーる)保健師のささきみかです。
寒い季節になると、外で遊ぶ機会が減り家の中で過ごす事がおおくなりますよね。
お母さんやお父さんなどの大人は、寒い時期は家の中のこたつでゆっくりぬくんと過ごしたいと思う方が多いかもしれませんが、子供はこたつよりも思い切り体を動かしたい‼︎と思っている子が多いですよね。
今回はそんな屋内ですごく事が増えるこの時期に、療育にもつながる子供向けの屋内レクレーション遊びをご紹介します。
どれもこれもこれまで数多くの療育に関わってきた私自身が行ってきて「よかったな」と感じたものばかりなので、家の中でできる療育をお探しの方にぜひチャレンジして欲しいです。
また、屋内は屋内でも家の中でも遊べる遊びをご紹介しますので、これからの季節に家の中で体を使った遊びをしたいという方にもおすすめです。
子供向け屋内レクレーション①おうちサーキット
先ほどもあげましたが、これからの季節、家の中で過ごす事が増えるかと思いますが、家の中で過ごす時間が増えると体を動かす機会が減り、
「子供の体力が有り余っている毎日が続いている」
「子供が思い切り体を動かしたいみたいだけどどうすれば…」
と頭を抱えるお母さんも多いのではないでしょうか??
私も男の子の母でもあるので、特に体力がいっぱいな男の子はその傾向が高いように感じるので、お母さんやご家族もどんな遊びをしてストレスを発散させればいいか悩みますよね。
そんなときにおすすめなのが、おうちで行うサーキット。
サーキット というのは、様々な道具や障害物をコース状に用意し、周回しながら体を動かすという遊びのことを言います。
よくリトミックや保育などでも取り入れられますが、このサーキット遊びはおうちでも気軽に取り組む事ができるのです。
実際にサーキット遊びがどんな遊びなのかは、実際に遊んでいる様子がYouTubeにアップされているので、動画を見てイメージしてみてください。
【おすすめ屋内レクレーション】おうちサーキットに必要なもの
動画を見ると、
「家の中でこんな障害物を用意できない‼︎」
「我が家はこんなに広くて大きいスペースがないので無理‼︎」
と思われるかもしれませんが、おうちえサーキットを行う場合は子供の身長などにもよりますが、6畳間でも十分に遊べる場合が多いです。
実際に6畳間で行う場合どんなものを用意できるかというと、座布団やソファー、マットレス、布団、あればバランスボールなどがあれば十分に体全身を使うサーキット遊びをすることができます。
具体的にどのようにコース状にこれらの障害物を用意するのかというと、例えば座布団を重ね上からシーツをかけて階段のように登ったり、マットレスを三角に立ててト ンネルをつくり、ハイハイの姿勢でくくるなどがあります。
またおうちに布団であれば、親子でゴロゴロ転がってキ ューっと抱きしめて「ゴロゴロキュー」を繰り返したりして遊ぶこともできます。
さらに、コースの途中にバランスボールを用意して10 回弾んだり、ボールを転がす動きを取り入れても面白いでしょう。
【子供屋内レクレーション】サーキット遊びの効果
実はこのサーキット遊びには、子供の心身を鍛える様々な効果があると言われています。
例えば、座布団の不安定の上を歩いたり、ソファーのヘリを平均台に見立てて歩いたり、マットをく くる時にハイハイの姿勢を取るということは体幹を鍛えることにつながると言われています。
また、お布団でゴロゴロキューという活動も、お子さんに適度な圧迫刺激が加わり、感覚が満たされ て落ち着くことが期待できるといわれています。
この遊びは子供だけではなく、お母さんもお子さんをキューっと抱きしめることで、オキシトシンが出て幸せな気持ちになれる効果があるといわれています。
我が家も息子にサーキットはよく実施していて、はじめはソファーのヘリを歩くのをとて も怖がっていたのですが、週 1 くらいでくり返すことによって徐々にですが少しの支えで 怖がらずに歩けるようになりました。
そして、お布団でゴロゴロキューの遊びではいつも私の方が癒されています。
力加減はお子さんの様子を見 て、強すぎず弱すぎずいい加減を親子で見つけてくださいね。
子供向け屋内レクレーション②ペットボトルボウリング
ペットボトルがあればおうちで簡単にできちゃう遊びである、ペットボトルボウリングも、屋内でのレクレーションにとてもおすすめです。
用意するものは、2ℓサイズくらいの大きめなペットボトルを 6 本、そして大きめなボール、養生テープ、カラーテープを準備します。
まず、ペットボトルを本物のボウリングのように逆三角形に 6 本並べます。
もし、並べている途中にペットボトルのバランスがあまり良くないと思った場合は、ペットボトルに水を少し入れて重くすると安定します。
ペットボトルがきれいに並べられたら、ボールを投げるラインを決めてその場所に養生テープを貼り、目標をつけます。
ここまでできたら、あとは通常の同リング同様、ボールを 2 回投げて倒れた本数によって得点を決めます。
ペットボトルを準備する手間は必要ですが、家族複数でやると盛り上がりますよ。
【子供屋内レクレーション】ペットボトルボウリングのアレンジ遊び
また、このペットンボトルボウリングを少しアレンジして遊ぶのもとてもおすすめです。
アレンジした遊びに使用するのは、家などで遊ぶ用の滑り台です。
もしお家に屋内用のすべり台などがあれば、すべり台の上からボールを転がしてペットボトルを狙ってみましょう。
滑り台を使用することで傾斜が生まれ、ボールに勢いが出てお子さんの力が弱くてもペ ットボトルが倒れやすくなります。
なかなか力が弱く、ペットボトルを倒す事が難しいという子供でも、「自分でできた!」と達成感を感じやすくなるので、子供自身もとても喜びます。
【子供屋内レクレーション】ペットボトルボウリングの効果
一見、簡単にできるこの遊びも、実は様々な要素が含まれている遊びと言えます。
例えば、ボールの扱い方は??
ペットボトルをしっかり注視する事ができているか??
ペットボトルにボールが当たり倒れると喜んでいるか??
喜び方はどんなふうに喜んでいるか??
ゲームのルールを理解しているか??
など、子どもの発達の具合がわかる要素がたくさん含まれる遊びです。
実際、私の息子が通っていた療育センターの診察でも、このペットボトルノウリングが実施されていました。
我が子も寮行くセンターでこの遊びをしましたが、担当してくださった先生の対応もとてもよく、子供自身も楽しかったように感じました。
当時はなぜこの遊びを療育センターでやるのかよくわからなかったのですが、今振り返るとこの遊びを通してのやり取りなどをたくさん視点で診ていたんだなと思います。
寒い季節におすすめ‼︎療育にもつながる子供向け屋内レクレーション遊びまとめ
いかがでしたでしょうか??
お金をかけなくても、療育につながる屋内でできるレクレーションはあります。
寒い時期に子供が家の中でだらだらしていると思った時にでも、実践してみてください。