タッチケアの仕事をどうやって確立したのか【タッチケア 講師体験記】
みなさん、こんにちは。
親子発達応援roomSaule(そーる)保健師のささきみかです。
このブログでは、タッチケア のやり方から資格についてなど様々な情報を発信しておりますが、このブログなどをきっかけにこれから本格的にタッチケアの学びを始めていきたいと思っている方が気になることの一つに、タッチケアの仕事についてということがあるかと思います。
頑張って学びを深めても、時間をかけて資格取得しても、果たしてタッチケアを仕事に生かしたりタッチケアの仕事はできるのかどうか、気になる方も多いかと思います。
そこで今回は、タッチケアの仕事について私がタッチケア講師として活躍するに至った実例などを交えながら紹介していきます。
私がどうやってタッチケア講師として仕事を獲得できる様になったのか、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
タッチケアの仕事の実態とは??
今、タッチケアを本格的に学びたい、タッチケアの資格取得を考えているという方の中に、タッチケアをお仕事にしたいと思っている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方が気になる点としては、タッチケアの資格を取得したりすることでお仕事につながることができるのかどうかというところかと思います。
私は看護師として働きながら合間にタッチケア講師として活動していましたが、私がこれまで見ている印象として、今のお仕事に生かすためにタッチケアの学びを取り入れられている方が多いです。
もちろん、タッチケア の学びを深めている方やタッチケア の資格を取得した後にタッチケア講師などタッチケアだけで活動されている方もいらっしゃるとは思いますが、私の周りで活躍している方は今の仕事にタッチケアを生かすという方が多い気がします。
実は、この私自身もタッチケア講師として本格的に活動する前に、仕事の現場でタッチケアを生かすことから始めたことからスタートしてます。
タッチケアのお仕事〜私の体験記〜
ブログの始めにも書かせていただきましたが、現在、私は看護師のパートをしながら休日などの合間にタッチケア 講師として活動をしています。
そんな私がどのようにしてタッチケア 講師の仕事を確立したのかをお話しさせていただきます。
まずタッチケアを本格的に学ぼうと思った理由として、私には障がいを持った息子が一人おり、障害児や医療ケア児に施すことができるタッチケアを学びたいと思ったのがきっかけでした。
私は様々なタッチケアに関する情報を集め、その中から障害分野に特化して活躍しているタッチセラピストに直接教えを請いました。
タッチケアの学びを深めながら、セラピストの先生が活動されている現場にインターンという形で参加したり、規定の講座・実技の指導を受けて今の様なタッチケア講師としての活動に至っております。
先ほどもご紹介させていただいた様に、私は看護師でもあります。
看護師として働いている時は直接医療的ケアが必要な方に触れることが可能なので、タッチケアの学びと技術を活かして障害福祉現場で実践させております。
また、自身がタッチケアをする立場だけではなく、現場で働く支援員さんやそこに通うお子さんの保護者さんに研修や講座行うことで、タッチケア講師として活動することができています。
さらに、現場での実践や指導経験などを元に他には自身が主宰している子育てサロンでタッチケアを紹介し、体験会を実施することもあります。
これらの活動はボランティアのような形で行うこともありますが、お仕事として報酬をいただくことも多々ありますので、お陰様でタッチケア講師として仕事ができているという状況であります。
このようにして、私は今タッチケア講師として活躍することができています。
タッチケアは今のお仕事に生かせる
タッチケアは人と人の触れ合いです。
私の看護師の様な現場で働いている方や保育現場など、人と人との触れ合い場面が多いお仕事をされている方は、タッチケアを学ぶことでお仕事に生かすことができると、私自身の経験から感じます。
タッチケアの求人はまだまだ少ないのが現状ではあります。
しかし、私の様に今勤めているお仕事に生かすことからタッチケアのお仕事に広がることもあります。
「タッチケアを本格的に学びたいけど求人が少ないから…」「タッチケアの資格を取っても仕事につながらないのかしら??」と思われる方も、まずはタッチケアの学びを知り、そして今のお仕事に生かすことで何かしらの道が開けるのではないかと、私は自分の経験から思っております。
タッチケアを生かせるお仕事例
タッチケアは人と人の触れ合いがあるお仕事現場では、とても生かすことができます。
私だけではなく、私の周りで活躍するタッチケア セラピストの方々も様々なお仕事にタッチケアを生かして活動されています。
ここからは私の周りで実際に活躍するタッチケアセラピストの方のお仕事の例をご紹介いたします。
タッチケアを生かせるお仕事例①介護士
タッチケアは介護士の方にも非常におすすめです。
介護することは、常に介護する人と介護される人の肌と肌の触れ合いが生まれます。
また、介護される高齢者の方は施設などの生活をする中で、人との関わりが少なくなってしまい、寂しさを感じていらっしゃるというかたもいるかもしれません。
そんな方にタッチケアを行うことで、タッチケアの効果だけではなく、人と人とのつながりを感じる貴重な時間につながるでしょう。
タッチケアを生かせるお仕事例②アロマセラピスト
私の周りでタッチケアを生かしながら働く人の中に多いのが、アロマセラピスト です。
アロマセラピーの中でも、アロマオイルを使ったトリートメントを施す際に、人の肌に触れます。
この様な時に、タッチケアの技術を生かすとよりアロマの効果だけではなくタッチケアの効果も期待できる様になりやすくなります。
このようなことから、アロセラピストの方の中にタッチケアを学ばれる方が多いのではないかと私は思います。
タッチケアを生かせるお仕事例③福祉施設
障がい者施設など、福祉施設などに働いている方にも、タッチケアは非常におすすめです。
私も実際に福祉施設に働いている方にタッチケアの講習会や研修会などをさせていただいた経験がありますが、ありがたいことにいつも好評をいただいております。
障がいを持っている方の中には、障がいなどにより足が冷たくなりやすいなど体が冷たい方がいらっしゃいます。
そんな方にタッチケアを行うことで、肌が温かくなるなどの効果が期待できます。
私も障がいを持った息子のためにタッチケアを学び始めましたが、今となってはタッチケアを学んでいて本当に良かったと思っております。
タッチケアの仕事をどうやって確立したのかまとめ
いかがでしたでしょうか??
最近、タッチケアの認知度は高まりつつありますが、タッチケアに関する求人はまだまだ少ないのが現状です。
将来タッチケアのお仕事をしたいと思っても一見難しそうに感じてしまいそうですが、私の体験記の様に今の仕事に生かすことから少しずつタッチケア講師として働くことができるかもしれません。
このブログを読んでいる方の中に、将来タッチケアセラピストとして、タッチケア講師として独立したいという方がいましたら、今回の記事を参考にしてできることからコツコツと始めてみてください。
何事も行動することが大切、と私は自身の経験から思います。
陰ながらではありますが応援しております‼︎