子どもの冷え性の改善法とは??発達障害の子供が冷え性を改善した例

みなさん、こんにちは。
 
親子発達応援roomSaule(そーる)保健師のささきみかです。
 
突然ですが、あなたのお子さんの足は今、温かいですか??
 
それとも、冷たいですか??
 
女性の大半の悩みである冷え性ですが、最近は子どもの冷え性が増えているというニュースを見かけました。
 
冷え性を経験した方ならご存知かもしれませんが、冷え性ってそう簡単に治りませんし、何をどうすればいいかわからず困りますよね。
 
実は私の息子は発達障害なのですが、息子も冷え性がすごく、改善策がないか色々調べている内に、発達障害のお子さんが冷え性になる原因なども知るようになりました。
 
しかし、そんな息子も毎日タッチケアを行うことで、以前よりも足が温かくなってきたのです。
 
そこで今回は、タッチケア講師である私ささきが、発達障害の息子が冷え性改善した例をご紹介いたします。
 
あくまでも私の息子の場合の例なので、参考程度に読んでいただければ嬉しいのですが、このブログを読んでいるあなたのお子さんが冷え性であるという方は、是非参考にしてみてください。
 
 

【子どもの冷え性】私の息子が冷え性改善した例

早速私の息子が冷え性改善した例をご紹介していくのですが、その前にまずは息子がどれほどの冷え性だったのかについて説明させてください。
 
私の息子は、真夏の暑い時期でもいつも足が冷たい子でした。
 
お世話になったファミリーサポーターの方からも「〇〇君(私の息子)、暑いのに足がすごく冷たいんだわ」などと言われることがよくありました。
 
母である私自身も、なぜ息子の足はこんなに暑いのに足だけが冷たいのか、正直不思議に感じていました。

【子どもの冷え性】冷え性は発達障害が原因??

実は私の息子は発達障害なのですが、色々調べていると、発達障害のある子どもは体も心も緊張して、力が入っていることが多いということがわかりました。
 
そのため、東洋医学で言う「気」が上半身に偏っており、下半身に血液やリンパが巡りにくいので、足が冷える傾向があるということを、診ていただいていた鍼灸師の先生に教えていただきました。
 
また、鍼灸師の先生だけではなく、当時からだを診てくださっていたボディワーカーの先生からも、息子はふくらはぎが固いため触れてあたためたり、ほぐしてあげるといいと教えていただきました。

このほかにも自分で調べてみると発達障害や知的障害のある子たちは、運動量も少ない傾向で、筋肉量も少ないので血液を流す力が弱く、どうしても手足(ここでは足)が冷えてしまいがちになるようです。

その結果、手足が冷えると筋肉や関節も固くなるため、さらに血行不良になり冷えが進みやすいということにつながるようです。
 
 

【子どもの冷え性】そんな息子が冷え性が改善した方法

様々な専門家の皆さんからアドバイスを受けたあと、「アドバイスを参考にしながら、私にでもできることをやって息子の冷え性を改善させてあげたい」と思った私は、おうちでできるタッチケアを施したところ、まだ冷たいこともありますが、徐々に足の冷えが改善されてきています。
 
今ではパパが率先して寝る前に、息子の足のタッチケアをしてくれるようになり、以前よりも足がポカポカ温まって寝つきも良くなりました。
 
この寝る前のタッチケアは、現在も毎日続けています。

【子どもの冷え性】指導した方の子どもにも効果があったタッチケア

私はタッチケア講師として活動していますが、この息子に毎日行っているタッチケアの方法を発達障害のお子さんのお母さん方などに指導すると、息子と同じタッチケアを毎日行ってから以前よりも足先が温かくなったり、冷え性が改善されたように感じたというお声をいただいております。
 

【子どもの冷え性】息子の冷え性が改善したタッチケアとは??

ここまで記事を読んでくださった方の中に、「息子さんが冷え性改善したタッチケアって一体どんなことをするの⁉︎」「そのタッチケア方法、知りたい‼︎」と思った方もたくさんいらっしゃるかと思います。
 
実は息子に行っていたタッチケアというのは、タッチケア初心者の方でも気軽にできるものでもあるので、今お子さんが冷え性で悩んでいるという方がいましたら、参考にしてみてください。
 
 

【子どもの冷え性】タッチケアのやり方①ふくらはぎのマッサージ

最初にやってほしいタッチケアは、ふくらはぎのタッチケアです。
 
やり方はふくらはぎを両手ではさみ、スライドさせて揺らしながらほぐすタッチケアです。

ふくらはぎを両手であたためたり、やさしくさすったり、揉むだけでも効果があると言われています。

【子どもの冷え性】ふくらはぎのマッサージの効果

ふくらはぎのマッサージがなぜ効果があるのかと言いますと、冷え性は血行が悪くなることで足先が冷たくなり、血行を改善することが冷え性の改善につながります。
 
足は第二の心臓ともいわれており、その中でもふくらはぎは心臓から送られてきた血液やリンパ液などの体液を、心臓に戻すポンプの役割を果たしています。
 
このポンプの機能が低下すると、心臓への血流もわるくなり、ふくらはぎのポンプ機能が良いと足先から心臓へと血液が巡りやすくなり、全身の血流のバランスが整い、結果的に冷え性も良くなっていくと言われています。
 
 

【子どもの冷え性】タッチケアのやり方②足の指のタッチケア

次に行ってほしいタッチケアは、足の指のタッチケアです。
 
足の小指から手で一本ずつ指を包み込み、軽く圧をかけながら指の腹でこするように順番に五本指をタッチしていくケアです。

もう少しやり方を噛み砕いて説明すると、足の五本指と手を握手するように握ってパッと離すというやり方と言えばわかりやすいでしょうか。

【子どもの冷え性】足の指のタッチケアの効果

この足の指のタッチケアがなぜ冷え性改善に効果があるのかと言いますと、足指の間にはリンパがはりめぐされていて、足指の間にあるツボ【八風】(はっぷう)を刺激すると簡単に足が温まるためといわれています。
 
 

【子どもの冷え性】タッチケアのやり方③足裏のタッチケア

最後に冷え性の子どもにやってほしいタッチケアは、足裏のタッチケアです。

やり方は足裏の土踏まずのやや上側、真ん中、足の指を曲げた時に凹む場所に【湧泉】というツボがあり、そこを中心に温めたり刺激するというやり方となっています。

【子どもの冷え性】足裏のタッチケアの効果

この足裏のタッチケアがなぜ冷え性に効果があるのかというと、湧泉の刺激は冷えやむくみの改善に効果があるといわれています。
 
また、筋肉疲労の回復にも良く効くため、冷え性改善に効果があるといわれているようです。
 
 
 

【子どもの冷え性】毎日コツコツ行うことで改善につながる可能性が高くなる

ここまで私の息子や私の生徒さんに指導して効果があったと言われたタッチケアのやり方についてご紹介してきましたが、タッチケアで一番大切なことは毎日少しの時間でもいいのでコツコツと継続することです。
 
1週間に3日1時間かけて行うタッチケアよりも、1週間に毎日5分間のタッチケアを行う方が効果があるのではないか、とタッチケア講師の私は感じます。
 
ですから、寝る前やお風呂上がりの隙間時間に気軽に始めてみてはいかがでしょうか??
 
 

子どもの冷え性の改善法とは??発達障害の子供が冷え性を改善した例まとめ

いかがでしたでしょうか??
 
最近増えていると言われている子どもの冷え性でしたが、この記事を読んで簡単にできるタッチケアを毎日コツコツと行うことで、冷え性改善に繋がる可能性があるかもしれません。
 
もし今、あなたのお子さんが冷え性に悩んでいるようでしたら、まずは今回の記事でご紹介したタッチケアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか??